COLUMNコラム

お祝いの観葉植物が届いたら

2017.05.27

移転や就任のお祝いで多くの胡蝶蘭や観葉植物が届いたとき、嬉しい反面どうやって育てたら良いのか、
新しいオフィスのどこに置いたら良いのか疑問に感じる方は多いはずです。
上手く育てれば、オフィス内でもすくすくと成長しますし、愛着もわいてお気に入りのひと鉢になりますよ。
せっかく頂いた観葉植物ですから、成長するインテリアとして長く観賞していただけるよう、ここでは置き場所や水遣り方法についてご紹介します。

 

1|梱包を解く

段ボールに梱包された状態で届いた場合は、段ボールから植物を出してあげましょう。長らく暗い場所や風通しの悪い場所にいた植物は回復や新しい場所での順応まで時間がかかる場合があります。

 

 

2|まずは鉢皿の確認を

お祝いで届く植物の多くは包装が施してあるか、バスケットの鉢カバーに入っています。まずは鉢底にお皿がセットされているかどうか確認しましょう。中にはお皿ではなく、セロハンで代用している場合があり、完全な防水とは言えません。水やりの際、床に水漏れしてしまう可能性があるので必ずチェックしましょう。

 

3|置き場所を決める

お届けに伺いますと、ほとんどの企業様がそのまま受付周りに置かれます。ある程度の期間は大丈夫ですが、受付の環境も様々、しばらく経ったら改めて置き場所を考えてみましょう。

お祝いで届く一般的な植物のほとんどが、明るく、風通しの良い場所を好みます。
室内の照明でも大丈夫ですが、光の量と質によっては間延びや葉の変色をおこしますので、できるだけ陽の光が当たる場所を選びましょう。ただし直射日光は葉が焼けてしまう植物が多いので要注意。また、あまり窓に近いと冬場は昼夜の寒暖差が激しいので少し離した場所が良いでしょう。また風の流れが全くない場所や、暑すぎる又は寒すぎる場所も避けましょう。

4|水やり

できれば届いて1週間以内に水やりを開始しましょう。特にアレカヤシ、シュロチク、は水が好きな種類ですので水切れには要注意です。下に敷いているお皿から水があふれないように注意しながら、乾いたらたっぷりのサイクルを保つよう気をつけましょう。いつも湿った状態ですと、根腐れを起こしてしまいます。また、置き場所によって土の乾き具合が異なります。乾き具合が安定してきたら水やりの日を決めても良いですね。

 

5|さらに楽しむために

水やり以外のお手入れは、変色した古い葉は取り除いたり、害虫予防のため葉に霧吹きをしてほこりを拭き取ると美しく保つことが出来ます。届いてから2,3年元気に育ったら植替えをお勧めします。

さらに、オフィスの雰囲気に合わせて鉢カバーを統一するだけでも、空間にあったインテリアとして育てていくことが出来ます。観葉植物は目隠しや、動線のガイドだけでなく、緊張の緩和や湿度の調整などオフィス内の環境を整える手助けをしてくれます。