COLUMNコラム
3月のイチオシ花 ~さくら~
2018.03.01
さくら Cerasus Mill.
バラ科サクラ属
童謡”さくらさくら”に始まり、この花を歌った楽曲は数多くあります。
日本人の心とも云うべき桜が、今月のイチオシ花です。
3月に入り、寒さのやわらぎとともに、待ち遠しいのは桜の開花宣言です。
開花とは、各地域で定められた標本木が、5~6輪開いたことをいいます。
奥の花瓶の桜ですと、3分咲きといったところでしょうか。
|期間限定感が心をくすぐります
お花見の幹事さんにとっては、この開花状況や当日の天気は気になるところですよね。
相手は自然のもの、人間のスケジュールに合わせて、うまくは開花してくれません。
気温にもよりますが、開花から約一週間で満開になり、あとは葉桜鑑賞となってしまいます。
しかも、これを土日にあわせるとなると、これもまた難しいこと。
せっかくきれいに咲いているな~と思っていても
大雨が降ったりなんてすると、日本国中からため息が聞こえてきそうです。
この時期限定、しかも開花期間は一週間とあらば、
お花見があれだけ込み合うのも仕方ありませんね。
|花びらの特徴
さてみなさん、 梅、桃、桜 の違いはわかりますか?
この仕事をしていると、さすがにぱっと見でもわかりますが
見分けやすい特徴をご紹介します。
幹の色やお花の色やつき方も違うのですが、一番わかりやすいのは
「花びらの先端」です。
梅 ・・・ 丸い
桃 ・・・ 少しとがっている
桜 ・・・ 割れている
例外もありますが、大きくこの違いで大体は見分けることができますよ。
今月お勧め、桜の花束。ラナンキュラスやスイトピーとあわせ
春をそのまま切り取ったようなブーケ。 R-024
※桜の種類は時期により変わりますのでご容赦ください。