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ポインセチア その後の処理

2018.01.17

Category : コラム

クリスマスのポインセチア、まだ元気にしてますよと
年末にご購入いただいたお客様からうれしいお声を頂きます。
と同時に、「この後どうしたらいいの」という質問も寄せられますので
ここではその後の管理についてお伝えします。

まず枯らさないために
・たっぷり日を当てて
・暖かい場所において
・水のやりすぎに注意

この3点なのですが

よりきれいに観賞するためには

1.短日処理
2.切りもどし
3.植え替え

が必要です。

 

 

1.短日処理
ポインセチアは短日植物といって
日のあたる時間が短くならないと、花芽をつけません。
そもそもポインセチアがなぜ色づくかというと
身を赤くして虫たちを呼びよせ、受粉のお手伝いをしてもらうためです。
つまり、花芽をつけさせなければ赤くならないということになります。
具体的には「連続40日以上、一日12時間以上夜にする」という条件を満たす必要があります。
クリスマスの時期にあわせるならば、9月から10月ごろから短日処理を始めましょう。

 

2.切り戻し
生育期の前、3月ごろに思い切ってきり戻しましょう。
全体の1/3ほどに刈り込みますので、葉っぱもない状態になりますが大丈夫です。
こうすることにより、花芽をつける位置が上だけにかたよらず、株の重心が整います。

 

3.植え替え
植え替えは切り戻しと同時期、または少しだけ暖かくなってから、4月~5月ごろ行いましょう。
土は赤玉7、腐葉土3の配合か、市販の培養土でもよいかと思います。
又は観葉植物用の土があればそれでもよいかと思います。
このとき、根っこについた土を、あまり落とし過ぎると、
根っこにストレスがかかりますので注意してください。

 

 

以上が簡単な管理方法です。
とはいえ、あれだけ毎年売り出されるポインセチアの鉢です。
自分で管理して、見事に育てるのは、難しいということがなんとなくわかりますよね。