COLUMNコラム

紅葉を楽しむ多肉

2018.10.10

水やりの頻度が少なくて済む多肉植物は、見た目のバリエーションも豊富でその育てやすい性質から人気の植物です。大きさや種類も様々で、雑貨屋さんや100円均一などでも見かける身近なものから何十万、何百万円もするような希少なものまで様々です。今回は秋から春に紅葉するおすすめの多肉植物「カランコエ」をご紹介します。

 

紅葉するカランコエ

秋から色づく種類は、4月頃まで紅葉を楽しむことができます。紅葉はよく太陽光にあて、水と肥料をひかえめに管理することが綺麗に色づきます。成長期は春から秋。しっかりと日光に当て風通しの良い場所で育てて下さい。夏の暑さには弱いので、真夏は風通しの良い、直射日光が当たらない明るい場所がおすすめです。寒さには0度までは耐えますが、秋からは水やりを控えて気温が5度~8度に下がるまでに室内に取り込むと安心です。

 

カランコエ 旭波の光

ぷっくりとした大ぶりな葉にクリーム色の斑が入り、葉の縁にかけてピンク色になっているかわいい見た目です。斑の入り方は個体差があり、好きな模様の入り方を探すのも楽しいですよ。紅葉すると斑の部分が赤く染まります。

 

カランコエ 朱蓮

葉のフチがギザギザに縁どられている形が特徴的で、上に上に伸びていくタイプです。挿し木で増やすことができるので比較的繁殖は簡単にできます。紅葉は葉全体が赤色に染まります。寒さに弱めな種類なので10月下旬からは室内に取り込んだ方が安心です。防寒対策として、冷気を防ぐ目的で、夜間冷え込む時期はプチプチで鉢全体を包む、段ボールや発泡スチロールに入れるなどが簡単にできます。日中は日光に当てるようにしてください。

 

カランコエ ファリナケア錦

ぷくっとした肉厚の葉に斑の模様が入ったタイプのファリナケア錦。斑の入り方に個体差があり、斑の部分が多いとまた表情が違っておもしろいです。葉は錦より小ぶり。秋から冬にかけて縁がピンク色に紅葉します。秋が深まるころから冬には花が咲くこともあります。四季を通じて成長の過程を楽しめる錦です。

 

カランコエ フミリス

赤~紫っぽいシマウマみたいな模様が不思議な雰囲気のカランコエ。葉のつき方が、水がたまりやすい構造になっているので、水がたまったままにならないように注意して下さい。秋になると全体的に赤く紅葉します。秋までにしっかりと根を張らせて育てると充実した株になります。

 

多肉植物にチャレンジ

日光にしっかり当てること、基本乾かし気味で、月に1,2回程度あげるときはたっぷりとあげることを守れば、性質は丈夫な植物ですので比較的簡単に育てることができます。ぽろりととれた葉からも芽、根を出す丈夫な多肉植物は、小さいものも手に入りやすく窓辺の少しのスペースで可愛がることができます。