COLUMNコラム
花束をもらったら
2017.05.18
誕生日、送別会で貰う花束、出来ればそのままの形で飾っておきたいものです。しかし、お持ち帰りの保水は一時的なものですので、長く楽しむ為にはやはり花瓶に生けかえる必要があります。
ここではお持ち帰りされた後の手順をご紹介します
まずはラッピングペーパーをはずします
さらに足下には保水の為のゼリー、もしくは水を含ませたコットンでがついていますので、そちらも取り外します。
ゼリーの場合は、水で軽く洗い流します。
水の浸かる部分の葉っぱを取り除く
もし、茎の水につかる部分に葉っぱがついている場合は、丁寧に取りのぞいてあげましょう。葉っぱがついたままだと、お水が濁り易く、お花の持ちが悪くなります。
切り戻ししましょう
その後茎の足下を切れ味のよいハサミで少しだけ切ってあげましょう。できれバケツや洗面器などに水をはり、その中に茎をなるべく深く沈め2cmほど切り戻します。
持ち歩いて少しくたびれてしまったお花も、大体はこの方法で甦ります。
花瓶に生け込みます
次に用意した花瓶にお花を活け込みます。大体の花束はそのまま飾れるように組んでありますので、
なるべく形を崩さずに花瓶に入れてみましょう。
形を整えます
入れてから、向きがおかしいものや、顔がくっつき過ぎているもの、浮かせた方がキレイなものなど調整してあげます。花瓶の口元で花がぎゅっとならないよう、バランスを見ながらふんわりと生け込みましょう。
生け込んでから数日経つと、花弁が変色したり、頭がたれてくるものがあります。
それらを取り除き、ひとまわり小さな花瓶に生け直したり
思い切って短くして、小さな花瓶やコップに分けて玄関やお手洗いなどに飾ってみるのも良いかと思います。
このようにすれば、とても長く楽しめますよ。是非最後の一輪が咲き終わるまで愛でてあげてください。