COLUMNコラム

プリザーブドフラワー どんな時に贈る?

2019.02.04

近年人気のプリザーブドフラワー
生花を特殊に加工したもので、「枯れないお花」と言われていますが、
どんなシーンで贈るのに適しているのでしょうか。
保存期間や、取り扱い方、おすすめの贈り方などを紹介していきます。

 ✔目次

1.プリザーブドフラワーとは

 

2.プリザーブドフラワーの飾り方
  2-1 プリザーブドフラワーの保存期間
  2-2 プリザーブドフラワーの取り扱い方法

 

3.プリザーブドフラワーを贈ろう
  3-1 受付に置いてもらうには
  3-2 手土産用として
  3-3 特別な記念日の御祝に

 

4.おわりに

 


 

1.プリザーブドフラワーとは

 

 

ドライフラワーの一種で、生花から水分を抜いた後、特殊な加工を施して作成されます。

一般的なドライフラワーは、特別な材料は使わず水分が抜けたら出来上がりとなり、
色落ちし草が乾いたような独特な香りがして、その手触りはパリッとして硬い感触があります。
一方、プリザーブドフラワーは生花に近い柔らかな手触りがあり、見た目も生花に近く、
色鮮やかだったりナチュラルな風合いを表現できます。

 

プリザーブドフラワーの歴史は浅く、フランスのヴェルモント社が
1991年に「長寿命の切花製法」として世界特許認定を取得し、
生花のように鮮やかな色合いを出せて長く保てるという画期性から、
ヨーロッパのフラワーアティストが次々と作品に取り入れるようになり、
ヨーロッパ全土、さらには日本の花業界にもその人気が広がっていきました。

 

東京堂さんは、新宿区四谷に本店のある、
アーティフィシャルフラワー(造花)・プリザーブドフラワーなどを
全国の小売や一般ユーザー様にも販売する花の卸売問屋で、
ここではプリザーブドフラワーの各ブランドより、
豊富な種類とバリエーションを仕入れることができます。

中でも、

洗練されたフォルム、透明感のある色合いが豊富な
florever (フロールエバー)

日本人好みのカラー展開があり高品質な
preserving (プリザービング)

のプリザーブドフラワーは、みずみずしく生花に負けない独特な高級感をアピールできます。
グリーンロードでは、オフィスなどに馴染みの良い色合いや雰囲気を意識した商品をご用意しております。

 

プリザーブドフラワーは、生花のような茎はなく、仕入れた時はこんな状態です。

 

これにワイヤーをさしてフローラルテープで一本一本丁寧に
茎をつけていき、アレンジできる状態にするのです。

2.プリザーブドフラワーの飾り方

プリザーブドフラワーを飾る時、どんなことに注意すれば良いのでしょう。
長く保存するためのコツや、取り扱い方法を紹介します。

 2-1 プリザーブドフラワーの保存期間

プリザーブドフラワーはプリザーブ(preserve)「保存する」という意味の
英語が語源となっており、「枯れないお花」と言われていますが、
プリザーブドフラワーにも寿命があります。
色が変わってきたり、花弁の先にひびが入ってくると観賞期間の終わりです。

 

プリザーブドフラワーの保存期間は、湿度や保存方法によって変わります。
湿気の多い日本では2.3年程度と言われていますが、保存方法を工夫すれば
8-10年持たせることもできます。

 

プリザーブドフラワーを長く楽しむためには、
・直射日光を避ける
・高温多湿の場所を避ける
ことが大切です。

室外や窓際には置かず、室内の湿度が低く急激な温度変化のない場所に
飾ることをお勧めします。

 

アクリルケースなどに入れたまま飾るのも埃が付きにくくて管理はしやすいですが、
ケースから出して飾ると、お花の表情がリアルに感じられ、生花のアレンジのように
イキイキとした状態でお部屋の中に溶け込むお花になるように思います。

 

 2-2 プリザーブドフラワーの取り扱い方法

上記で説明した置き場所以外にも、プリザーブドフラワーを
長くキレイに保つには次のことも注意してみてください。

 

プリザーブドフラワーは生花と同じようにとても柔らかくデリケートです。
埃がついたときは、柔らかい筆などで優しく払うか、
遠くからドライヤーなどの弱冷風を当てて取り除きましょう。

 

色が薄くなってきた場合は、多湿が原因です。
お菓子に入っているシリカゲルなど、乾燥剤を
プリザーブドフラワーと一緒に数日間置くと湿気を防げます。

 

花弁にひびが入ってしまったら、気になる場合は
ハサミでひび割れた部分をカットしてしまいましょう。
ひび割れが大きい場合はおもいきって花弁ごと取り除いてしまっても大丈夫です。
修復してあげることで、またきれいな状態で飾ることができます。

 


 

3.プリザーブドフラワーを贈ろう

プリザーブドフラワーは、生花の中でもより状態の良いものが選ばれ、
手間暇かけて加工された後、さらにフローリストの手によって1本1本
ワイヤリングが必要となるため、どうしても生花より価格が高くなります。

しかしプリザーブドフラワーだからできることもあります。

 

     独特の色展開          オリジナルアレンジも可能
    幅広い色展開で、生花では          オリジナルアレンジも可能
    表現しにくい鮮やかでカラフルな        例えば相手先のロゴを
    アレンジメント可能です。           再現することもできます。
                          ※デザインによっては
                          お受けできないものもあります。

   ニュアンスカラーも表現           形状の自由度
    アンティークカラーなど、            お水を必要としないので、
    少しくすんだ味わいのある             壁掛けなどでも
    アレンジも作れます。               飾ることができます。

水やりの手間なく、長くキレイに飾れるプリザーブドフラワーは
贈り物としても喜ばれます。ここではおすすめの贈り方を紹介します。

 3-1 受付に置いてもらうには

小さいサイズでも上品で高級感のあるプリザーブドフラワーは、
クリニックやオフィスの受付、お店のカウンター脇に置くには丁度良い装飾になります。

 

開業や開院、開店に贈る際は、宛先の受付の大きさを意識して贈りましょう。
オフィスなどは、受付台の上部の壁にロゴマークや社名が書いてある場合も
多いので、被らないようにお花の高さにも注意が必要です。

 

また、長く飾ってもらうには、季節感の限定されないデザインのものが良いでしょう。

 1.プリザーブドフラワー RP‐003   2.プリザーブドフラワー GW-41
  size:W30cm×H20cm            size:W30cm×H15cm
  price:21,600円               price:21,600円
                

 

 

 3-2 手土産用として

プリザーブドフラワーのアレンジは、お手土産用にもお勧めです。
中でも箱に入ったタイプは持ち歩きやすく、開けた時のサプライズ感も演出できます。
結婚祝いや誕生日祝いなど記念日の贈り物としても人気がある商品です。

 

長く飾れるプリザーブドフラワーだからできる飾り方としては、
壁掛けできるフレームにアレンジされたプリザーブドフラワーもプレゼントにお勧めです。

 

 1.プリザーブドフラワー Y‐040       2.プリザーブドフラワー P-020
  size:Φ15.5cm×H13cm                 size:W15cm×H15cm
  price:9,720円                    price:5,400円
                    

 

 

 3-3 特別な記念日の御祝に

設立祝い、上場祝い、10周年など節目となる周年祝いなど、
特別な記念日にもプリザーブドフラワーはお祝いの贈り物として活躍します。

 

大きくて豪華な台付きアレンジメントや上品で立派な胡蝶蘭を贈るのも
もちろん喜ばれますが、少し違ったものを贈りたいという方は
プリザーブドフラワーもご検討ください。

 

こちらの商品はA3用紙サイズほどの大きさのフレームに入ったプリザーブドフラワー。
ふんだんにプリザーブドフラワーを敷き詰めたインパクト大の商品です。

 

写真は黒フレームを使用しておりますが、フレームは白もご用意できます。
お花の色も、先方のコーポレートカラーに合わせたりと
仕入れ可能な範囲で自由に色をご指定いただけます。

 

複雑な形はお値段含め要相談ですが、文字やロゴなどを表現することも可能です。
ご要望がございましたら遠慮なくご相談ください。

 

 フレームプリザ R-044
  size:W31cm×H40cm
  price:37,800円
  

 

 


 

4.おわりに

美しい花を長い期間楽しめて、水やりの必要がなく気軽に飾れるプリザーブドフラワーは、
様々なシーンで活躍する贈り物です。

 

グリーンロードでは上記で紹介した以外にも、様々なプリザーブドフラワーの商品を
取り扱っておりますので、是非、贈り物の候補として探してみてくださいね。

―プリザーブドフラワー商品一覧―