COLUMNコラム
ポインセチアの短日処理
2018.01.17
ポインセチアをまたあの赤い姿にするには
特別な方法が必要になります。
簡単に言えば、夜の時間をコントロールして
ポインセチアに「暗い時間が長いぞ、花芽をつける時期だぞ」と思いこませるための処理です。
一切の光を当てない時間を一日の12時間以上作ることが必要ですが、
それなら外においておけば、秋分の日も過ぎると暗い時間が12時間以上になるでしょ?
・・・とお思いの方もいらっしゃいますよね。
しかし、ポインセチアは寒さに弱く、日本の気候ではどうしても室内で管理することになります。
そこで必要なのが「短日処理」です。
ここではその具体的な方法をご紹介します
ダンボールで覆う さらに布をかける
夜間の電気の光でも、「昼間かな?」と思わせてしまうので
19:00くらいからは鉢ごと何かで覆い、一切の光を遮断、闇の世界で12時間過ごしてもらいます。
隙間からの光もだめですよ!完全に真っ暗にすることが大事です。ダンボールの継ぎ目に
隙間があったらガムテープでふさぎましょう。完全にするには、さらにそこに布をかぶせるとよいでしょう。
一日でも忘れたらゼロスタート
くじけてしまいがちなのが、40日以上連続でその処理を行うということです。
一日でも箱をかぶせるのを忘れたらアウト、またそこから40日チャレンジのスタートです。
くれぐれもチャレンジ中は、興味本意に家族が中の様子を覗いてしまう、なんてことのないよう、協力と理解が必要です。
告知のほか、張り紙も検討してみてください。
以上ポインセチアの短日処理です。
根気と労力がかかりますが
見事赤く色づいた日には、感動ものです。
ぜひお試しください。