COLUMNコラム

夏におすすめ!模様が綺麗な観葉植物

2018.08.09

今年の夏は外で自然を感じるには暑すぎる日々が続いていますね。室内でもクーラーによる夏風邪が流行っているようです。そんな夏の室内に観葉植物はいかがでしょうか。観葉植物は緑の癒し効果だけでなく、湿度を調整してくれたり、空気の浄化作用もあるのです。夏におすすめの、葉の模様が美しいサトイモ科の植物をご紹介します。

ポトス“エンジョイ”

ポトスは観葉植物の中でも育てやすく小鉢から大鉢までさまざまなスタイルで楽しむことができるため人気の植物です。今回おすすめするのは「ポトス エンジョイ」という園芸品種です。白い斑が入った優しい色味が特徴で、ほかのポトスの種類より一回り小さい葉が可愛い植物です。ハンギングや器に植えて伸ばして育てると小ぶりの葉っぱのままかわいらしい姿を楽しむことができます。ヘゴなど支柱に登らせて仕立てていくと葉を少し大きく育てることができます。茎から気根と呼ばれる根を出しながら育つので挿し木をして増やすことも比較的簡単にできます。オフィスでは卓上や本棚、お手洗いなど狭いスペースにも置けます。寄せ植えでテーブルの仕切りとして並べることもできます。

 

アグラオネマ“アンニャマニー”とディフェンバキア“アンナ”

色違いで並んでいるように見えますが、サトイモ科のそれぞれ違う品種の植物です。左の植物は、赤い模様がかわいらしい「アグラオネマ アンニャマニー」という園芸品種です。幸せを招くタイの宝石と呼ばれ、幸福を運んでくれる植物としてアジアの家庭で大切にされています。違う品種ですが、映画「レオン」に登場した「カティーシー」という種類もアグラオネマの仲間です。右のクリーム色と緑の模様が入った植物は、「ディフェンバキア アンナ」という園芸品種です。さわやかな模様が空間を明るくしてくれそうですね。※ディフェンバキアの細胞には、シュウ酸カルシウムが含まれているので、ペットや子供が口にしないように注意してください。葉色が濃い目の植物や、葉のサイズが細かい小鉢と寄植えるとさらに魅力的に飾ることができます。

 

サンキトソーマ“リンデニー”

 

大ぶりな葉に白い葉脈が涼しげな「サンキトソーマ リンデニー」。キツネのような葉の形もおもしろいこの植物は、熱帯アメリカに約50種類があり、生長は遅くゆったりと育てていく植物です。原産はコロンビアで暑さに強く夏の季節にぴったりな植物です。葉面に撥水性があり、霧吹きをすると水滴が溜まってとても綺麗です。室内で育てる場合は明るい場所で管理し、ハダニなど乾燥による害虫に注意してください。緑が濃く葉の模様にとてもインパクトがあるのでシンプルな器やナチュラルな素材の鉢カバーと相性が良いです。

 

 

同じサトイモ科でもさまざまな種類があっておもしろいですよね。ぜひお気に入りの観葉植物を見つけて夏を乗り越えてみませんか。